Q020 年の途中で退職した場合、退職前の給料は扶養控除に関係するのでしょうか?

Q
結婚を機に、2年間勤めていた会社を7月11日付けで退職しました。
手取り19万、ボーナスは年二回。
今までは社会保険、厚生年金でやってきましたが、今は旦那の扶養に入っています。
これからは扶養の範囲内で働きたいと思っているのですが、
2012年1月から7月11日まで働いた分(夏のボーナスあり)は扶養控除に関係してくるのでしょうか?
もし関係してくるのであれば、うっかり越えてしまわないようにしたいので
ご回答お願い致します。(20代 女性)

A
個人の税金は1月1日から12月31日の期間で計算をします。ですから1月1日から7月11日までに会社からもらった給料と今後働いて稼ぐ金額を合算したものがあなたの所得となり、扶養に入るかどうかの基準となります。

配偶者が「扶養に入る」という場合、旦那さんが「配偶者控除」を受けることになるわけですが(配偶者以外で16歳以上の親族が扶養に入る場合には「扶養控除」が受けられます)、その「配偶者控除」を受ける場合、「配偶者の合計所得金額が38万円以下であること」が条件です。もらった給料(手取額でなく額面です)から給与所得控除額(最低額65万円)というものを引いた金額が合計所得金額で、それが38万円以下におさまれば、良いということになります。
専門用語が入るとちょっと難しく見えますが、給与所得控除額を65万円と仮定した場合、給料が額面で103万円以下であれば配偶者控除を受けられます。

ご相談の場合、会社からもらった給料と賞与だけでも103万円を超えてしまうと思いますので、2012年度は旦那さんの扶養に入るのは難しいと思います。もしすでに103万円を超えてしまっているようであれば、配偶者控除のことは考えずに稼いでしまった方が家計的には良いような気がします。来年からは103万円を超えないように調整するにしても。

なお、会社からもらった給料と賞与の合計が130万円を超えているようだと社会保険でも扶養に入れず、ご自身で国民健康保険等に加入しなければならない可能性があります。一度しっかり計算をすることをお勧めします。