Q026 所得税の天引額が1%しかありません

Q
私はガールズバーで今年の7月から週2日だけ働いていました。
毎月の給料は給料明細と一緒にもらっていました。
給料明細には、10%という名目で毎月10%引かれた額を給料としてもらっていました。
この10%は、私はずっと所得税だと思っていました。
12月で退社と言うことで、確定申告をしたいため、給与所得の源泉徴収票を会社の方に出してもらいました。
しかし、その源泉徴収票には、源泉徴収税額が、1%しか書いてありません。
すぐに、毎月の10%はどこに消えたのかと会社の方にたずねると、雑費として引いていたと言われました……
このままだと、私は確定申告のさいに、殆ど所得税を納めてない事になります。
これは、このまま泣き寝入りするしかないのでしょうか?
因みに、月々の給料明細は全て残してあります。(20代 女性)

A
10%の税金を納めていたつもりが1%だったとなると、それは焦りますね。しかも差額は謎の雑費。夜の街は怖ろしいところですね。好きですけど。
怖ろしい、と言っておいてなんですが、実は1%でも間違いでは無い可能性があります。

ガールズバーとのことですので、そこでの給料は税金の世界では「ホステス等に支払う報酬・料金」として特殊な取り扱いがされます。
「ホステス等に支払う報酬・料金」の源泉徴収は、「報酬額から5,000円×日数を乗じた金額をマイナスして、その金額に10.21%を乗じた金額を源泉徴収をする」という特色を持っています。
仮に3月であれば31日間ありますので、報酬額から5,000円×31日の155,000円をマイナスし、その金額に10.21%をかけます。
つまり報酬が155,000円を超えない限りは税額は出ません。
となると報酬額によっては源泉額が1%くらいになる可能性はあるわけです。
逆に報酬額の10%が源泉額になる可能瀬は、ホステス報酬に関してはほぼないのです。

お店に引かれている残りの9%ですが、「雑費だ」と言われてしまっている以上は仕方ないのかなぁと思います。
もちろん泣き寝入りするのではなく戦うという選択肢はあるわけですが、小心な私としてはなかなかそれもお勧めしづらいところ。
というか残念ながら税理士の扱う案件ではなさそうです。

源泉額が少ないとなると確定申告が恐くなりますが、そこはちゃんと経費の領収書等を保存することで対応するしかない感じですね…
唯一の希望は「雑費」である以上経費にはできるだろうな、ということくらいでしょうか。
追加の税額が発生しないことを心からお祈りいたします。